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コラム

2023/12/08

Roblox(ロブロックス)とは?爆発的人気の理由やビジネス活用事例を解説

Roblox(ロブロックス)とは?爆発的人気の理由やビジネス活用事例を解説

画像引用元:Roblox

ゲーム版YouTubeとも評される「Roblox(ロブロックス)」は、世界180か国からアクセスされ、1日のアクティブユーザー数が約6600万人、平均約3時間を過ごすという超巨大プラットフォーム。自身で制作したゲームの公開や、Robloxの仮想通貨を介してデジタルアイテムの売買も可能です。2004年に米国で設立され、米国で若年層を中心に爆発的にユーザーを獲得して、21年3月にはニューヨーク証券取引所に上場しました。
ここ数年で、世界的有名ブランドであるNIKEやGUCCI、GIVENCHYなどが常設ワールドを構え、集客やマーケティングに成功しています。
本記事では、Robloxの概要や特徴を初心者の方にもわかりやすく解説し、Robloxの人気の理由や、Robloxに参入した企業事例を紹介します。Robloxがなぜ多くのユーザーを魅了するのか、その人気を企業がどのように活用しているかがわかります。
Robloxでワールドを常設したいと考えている方や、広告の新しい手法として参考にしたい方も、ぜひ最後までご一読ください。

Roblox(ロブロックス)とは

「Roblox」は、ゲームを題材としたユーザー生成コンテンツ(UGC)の提供プラットフォーム。他のユーザーが公開したゲームをプレイしたり、自身でゲームを制作して公開したりできる「ゲーム版YouTube」とも評されるサービスです。ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われていることや、ゲーム内のアバターやアイテムを売買する経済圏が成立していることなどから、世界を代表するメタバースの1つともいわれています。
Robloxは、2004年に「DynaBlocks」としてβ版が展開され、2005年に名称を「Roblox」に変更し、2006年9月から正式サービスがスタートしました。
ユーザー数は2020年頃から急増しており、新型コロナウイルスの感染拡大によって対面でのコミュニケーションが制限された若年層を中心に、Robloxのメタバースで会うことが増えていった影響が大きいといわれています。
Robloxの総ユーザー数は2億人以上(2022年時点)、世界180か国からアクセスされ、1日のアクティブユーザー数が約6,600万人(2023年3月末時点)を超え、さらにプレイヤーの半分以上が13歳以下の小学生となっており、α世代を中心に世界中で爆発的人気を集めています。また、Robloxの特徴として、Roblox専用ゲームエンジン「Roblox Studio」でユーザーが自作したゲームをRoblox上で公開することも可能で、2022年1月時点では950万人がクリエイターとしてゲームを制作しています。
ユーザーは自分自身の分身となるアバターで、Roblox上に公開されたゲームをプレイすることができます。公開されているゲームは累計3,200万タイトルを超え(2023年3月末時点)、アドベンチャー、アクション、RPG、FPSといったさまざまなジャンルのゲームを基本無料でプレイすることができます。対応デバイスは、スマートフォン(iOS・Android)やPC(Windows・MacOS)、Amazonデバイス、Xbox one、PlayStation4、5。
また、Roblox上でやり取りされる仮想通貨「Robux(ロバックス)」の流通額は2021年時点で年間約3兆円を記録しており、2021年3月の米ナスダック上場時の時価総額は最大3兆円規模に達しました。

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Robloxでできること

ロブロックスでできることは、主に以下の2つです。それぞれについてわかりやすく解説していきます。

2-1. 他のユーザーが制作したゲームをプレイする

画像引用元:PlayStation.Blog

Robloxには、個人や企業が制作したオリジナルゲームが公開されており、アクションや格闘、スポーツ、レース、FPSにRPGと、膨大な種類があります。どのゲームも基本無料で遊べて、ゲーム内通貨「Robux(ロバックス)」を利用すると、ゲームを有利に進められるアイテムなどを購入することが可能です。また、Robuxはアバターのカスタマイズパーツ購入にも使うことができ、自分らしいユニークな姿を楽しむユーザーも多くいます。

2-2. ユーザー自身がゲームやアイテムを制作する

小学生を中心とする多くのユーザーがゲームを作成できる理由は、ゲーム制作の手軽さにあります。Robloxは収益化の機会を開発者に提供するゲーミングプラットフォームである前に、子供たちがプログラミングやゲーム作りを学べる教育目的のプラットフォームであり、そのために必要なツールや環境を基本無料で提供しています。そのため、ノートPCでも問題なく動作する設計である点や、ゲームを制作する際にさまざまなテンプレートや、外部から取り込んだ3Dデータを駆使することで一から作り上げる必要がない点などにより、初心者でも手軽にゲーム制作を行うことができます。一方で、本格的なゲームタイトルを制作することも可能です。

Robloxの人気の理由

それぞれの特徴について、わかりやすく解説していきます。

3-1. オンライン上で友達と遊べる

Robloxには、自分以外のプレイヤーをフレンドとして登録できる機能があります。登録方法はとても簡単で、フレンドのユーザー名を検索して、友達申請を送り、承認されれば登録完了です。また、プレイしているゲーム内からも友達申請が可能です。フレンドリストに登録した友達とは、Roblox内でチャットをすることができ、同じゲームでマルチプレイをすることも可能です。
Robloxには、チャット機能やフレンド登録機能などSNSとしての機能も充実しているので、リアルの友達やRoblox上で知り合った友達とも、気軽にコミュニケーションに利用できることも魅力の一つです。

3-2. 全てのゲームがユーザーによって制作されている

Roblox社は、ゲームタイトル自体を制作することはなく、ユーザーがより簡単に優れたゲームを制作しやすいツール・環境を整備することにリソースを集中させています。
この取り組みにより小学生でもゲームタイトルを簡単に制作することができ、大半のものは市販のタイトルよりも見劣りするクオリティである一方で、一部のタイトルは多数のユーザーを集めるヒットコンテンツとなっています。このように一般ユーザーによって制作されたコンテンツはUGC(User Generated Contents)と呼ばれます。
UGCを活用したサービス例として、ユーザーからの投稿によって構成されるInstagramやYouTubeなどのSNSが挙げられます。

3-3. オリジナルゲームを作って世界に発信できる

Robloxは、ゲームをプレイするだけでなく、クリエイターとしてゲームを作りたい人も楽しめます。Roblox専用の「Roblox Studio」というソフトを使って、無料でゲームを作ることが可能です。
「Roblox Studio」にはあらかじめゲームの場面やオブジェクトのテンプレートが用意されているため、小学生でも直感操作で作成することができます。また、作ったゲームはRoblox上に公開することができ、世界に向けて自作したオリジナルゲームを公開できるのも魅力のひとつといえるでしょう。

3-4. 作ったゲームやアイテムを収益化できる

Robloxでは、「Robux(ロバックス)」というゲーム内仮想通貨があり、アイテムや特殊能力、アバター衣装などを購入することができます。
クリエイターとしてゲームを開発できるようになれば、ゲーム内に課金システムを組み込む、またはプログラムを販売することで収益化が可能です。多くのゲームタイトルが月額課金のプランを採用しており、さまざまな特典をつけることで課金プランに加入してもらうことに成功しています。
また、アバター向けのアイテムを制作・販売することで、ゲーム内仮想通貨「Robux」を獲得することができます。ゲーム内のアイテムやサービスの価格は一般的には5ドル程度、高いものでは1,000ドルを超えるものもあります。
Robloxは子供でも利用可能な開発環境が用意されているため、Roblox内でゲームを作るクリエイターおよびクリエイター予備軍の数は1,000万人以上に達し、2023年7月に発表された「Robloxでの経済活動に関する当社のビジョン」によると、Robloxのクリエイターは2022年には6億2,400万ドルを稼ぎ、最も稼いだクリエイター10人の平均収入はそれぞれ2,300万ドルで、上位500人のクリエイターのほぼ全員が少なくとも14万ドルを稼いでいると発表されています。
なお、ゲーム内で集めた「Robux」は現金(米ドル)に換金することができ、Robuxを現金化するためには、以下3点の条件を満たす必要があります。
・10万以上のRobuxを所有
・13歳以上
・Robloxプレミアムのユーザー

3-5. 有名ブランドとコラボしている

Robloxでは、多数のブランドとコラボしたワールド(区画)を展開しています。ここ数年、NIKEやGUCCIなどの世界的な有名ブランドが多数進出し、その世界観をユーザーに伝え、ユーザーとのコミュニケーションを取りながら、ブランディングやデジタルマーケティングに成功しています。これらの取り組みは「体験型広告」と呼ばれ、ユーザーは作り込まれたアトラクションやコラボグッズを楽しむことを通じて、ブランドへのロイヤリティを高めています。
また、Robloxでは、2023年よりメタバース上にイマーシブ(没入型)広告の本格導入を推進。世界に進出したい日本のブランドやコンテンツが、180の国や地域のユーザーを抱えるグローバルプラットフォームであるRoblox上で体験を提供し、ユーザーの反応を見ながら世界市場での成功戦略を練ることができます。説明だけでは伝わりにくかったことを、3D没入型メディアでの体験を通じて直観的に伝えられる点も大きな魅力です。企業が顧客とまったく新たな関係を結ぶ場として、Robloxが秘める可能性は大きいといえるでしょう。

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3-6. 教育にも適している

ゲームプラットフォームとして知られているRobloxですが、教育分野への活用も期待されており、欧米ではすでに多くの教育現場でプログラミング教育として活用されています。
先述した通り、Robloxはゲーミングプラットフォームである前に、子供たちがプログラミングやゲーム作りを学べる教育目的のプラットフォームでもあり、そのために必要なツールや環境を基本無料で提供しています。これは、Robloxの共同創業者の1人であるDavid Baszucki氏が元々教育関係の事業をしていた経歴があり、Robloxの機能においても教育的側面に力を入れていることが背景にあります。 Robloxのゲーム制作ツール「Roblox Studio」は日本語表示に対応し、多彩なテンプレートからゲーム制作を始められます。ゲームへのオブジェクトの追加や編集が直感的に行え、ゲーム全体や個々のオブジェクトは「Lua」という言語を使ってプログラミングが可能。プログラミングに用いるエディターは予測入力やエラーチェックなどの機能があり、スペルミスに悩まされることなくプログラムを書くことができる上に、他のユーザーが公開しているモデルや音を追加することも簡単にできます。このようにただゲームをプレイするだけでなく、遊びながら学べる点も魅力の一つといえるでしょう。

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Robloxのビジネス活用事例

Robloxは、企業の新たなマーケティングプラットフォームとして注目を集めています。ここからは、Robloxがどのようにビジネスに活用されているのか、具体的な活用事例を紹介します。これらの活用事例から、自社でもRobloxを活用するヒントを得ることができるかもしれません。

4-1. NIKE

画像引用元:NIKELAND

2021年11月にリリースされた、有名スポーツブランド「NIKE」の公式ゲーム「NIKELAND」。「NIKELAND」はNIKEのバーチャルテーマパークともいえる空間で、鬼ごっこやドッジボール、バスケや陸上競技など、さまざまなゲームをプレイできます。また、NIKEのファッションアイテムが展示された「バーチャルショールーム」も設置されており、アバターにNIKE製品を着せることができるのも魅力です。
2022年2月には、NBAのスター選手であるレブロン・ジェームズ氏が「NIKELAND」を訪れるイベントを開催。Roblox上でバスケや体を動かすミニゲームをプレイし、NBAファンやRobloxユーザーとのコミュニケーションを図りました。
2022年3月のNikeの発表によると、195カ国から約670万人ものRobloxユーザーが「NIKELAND」を訪れたとのことです。

4-2. GUCCI

画像引用元:GUCCI TOWN

「GUCCI TOWN」は、あの有名ファッションブランド「Gucci」がROBLOX上にオープンした広場です。「GUCCI TOWN」では、縄跳びや障害物レースなど全10種のミニゲームや、アバターが自撮りできる撮影スポット、ミニゲームで獲得したポイントでGUCCIのデジタルファッションアイテムの購入ができるラグジュアリーなショップなど、GUCCIブランドを余すことなく楽しむことができます。
GUCCIは「GUCCI TOWN」のリリース以前、2021年からROBLOXに参入しており、1年間で3,500万人以上のユーザーがGUCCIのリリースした「GUCCI TOWN」を訪れています。

4-3. パルファム ジバンシイ

画像引用元:THE GIVENCHY BEAUTY HOUSE

2022年6月にオープンした「ジバンシイ ビューティ ハウス」では、アバターを通じて、ユーザーひとりひとりの個性と美しさを最大限に表現できる場を提供しています。
プレイヤーは、メゾンの貴族的な伝統を想起させる城の庭園へと招き入れられます。その中心部から、ブランドを象徴するアイテムから着想を得たダンスフロアや地下鉄の駅を再現した地下空間のほか、メイクアップステーション、フォトブース、プールなどにアクセスすることが可能です。プレイヤーは、ダンスや探索、メイクアップをすることにより、ファッションアイコンを獲得できる他、アバターにメイクアップを施したり、バーチャルアクセサリーをつけたり、メイクアップコンテストに参加することができます。
今回のローンチについて、ジバンシイ パルファムの最高経営責任者Romain Spitzer氏は、「大胆さを体現するブランドとして、ビューティ業界初の試みにチャレンジすることは大事なこと。未来の消費者にアプローチするためだ」と語っています。

4-4. Spotify

画像引用元:Spotify Island

2022年5月に音楽ストリーミングサービス「Spotify」がリリースした「Spotifyアイランド」は、アーティストやファンが交流できるバーチャル空間です。
「Spotifyアイランド」では、マップ上でクエストをクリアしたり、限定のコンテンツをアンロックしたり、アーティストたちと交流したりすることができます。また島の各地には、音楽のイースターエッグ(隠し要素)も仕込まれています。また、バーチャル・ビートメーカー・ステーションで音楽を制作し、サウンドを探求することも可能です。
ハート型の「いいね!」アイコンを集めて無料グッズを入手することができる一方、有料で販売されるグッズの売上の一部はアーティストに還元されます。
Spotifyでは、今後はより多くのアーティストとコラボレーションして、ゲーム内のバーチャル商品を作れるようにすることを目指しており、ファンとアーティストの新しい交流空間として注目を集めています。

4-5. Tommy Hilfiger

画像引用元:TOMMY PLAY

アメリカの人気ファッションブランド「Tommy Hilfiger(トミーヒルフィガー)」が2022年に公開した「TOMMY PLAY」。
「TOMMY PLAY」では、ウイングスーツを着て大都会の空を滑空したり、BMXゲームをプレイしたりと盛りだくさん。バーチャル世界で本格的なレースも楽しめるため、友だちと競い合って楽しめます。トミーコインを集めてトミージーンズのファッションアイテムや、ゲームアイテムのアップグレードや交換を行うことができます。
Tommy Hilfigerは積極的にデジタルファッションの領域に挑戦しており、2022年9月に開催されたニューヨークファッションウィークではRobloxでライブ配信を行い、最新コレクションに身を包んだアバターがRoblox上のランウェイに登場したことで大きな話題を呼びました。

4-6. SEGA

画像引用元:Sonic Speed Simulator

2022年4月にRobloxで公開されたSEGA公認のミニゲーム「ソニックスピードシュミレーター」は、同年8月に累計プレイ回数が5億回を突破したことで大きな話題を呼びました。
このプレイ回数は、2022年に公開された「ROBLOXゲーム」の中で最多を記録しています。
「ソニックスピードシミュレーター」は、Roblox内のコースを高速で走り、アイテムをゲットしてレベルを上げていくゲームです。友達とレースをしたり、ナックルズやテイルズといったおなじみのキャラクターたちを解放したりと、ボリューム満載のタイトルです。
2022年8月に日本で公開された新作映画「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」に合わせて、Robloxゲーム「ソニックスピードシュミレーター」の日本語版提供を行ったことにより、「ソニックスピードシュミレーター」のユーザー数を最も伸ばした国は日本になりました。映画コンテンツとRobloxゲームを組み合わせたマーケティングで成功した事例の一つといえます。

4-7. サンリオ

出典:My Hello Kitty Cafe

国内からはサンリオが2022年4月に参入し、店舗経営が楽しめる公式ワールド「マイ・ハローキティ・カフェ」を開設。同年末の時点で、同ワールドの訪問回数は1億7,000万回を超えています。
このカフェワールドでは、ハローキティと一緒に店を経営して成長させることができるというもので、サンリオお馴染みのキャラクターたちも登場。キッチンカーの状態から始まりますが、徐々に売り上げを伸ばしていくと実際の店舗を出現させられます。また、店内のテーブルや椅子の配置は自分で決められます。店舗で働くメンバーは、ガチャで決まるシステムで「ポムポムプリン」などが当たる場合もあるようです。
2023年11月からはROBLOXでもハローキティ50周年のスペシャルな企画がスタート。Y2Kを意識した女子高生風のハローキティのアバターアイテムやエモートが登場予定で、キティのエモートは、YouTubeで人気のコンテンツ「ポップコーンマシーンの歌」で披露したお馴染みの“お尻フリフリ”を楽しむことができます。また、キティコスチュームでキティデザインのフレームの写真を撮れる、キティ尽くしなフォトブースが2台新設されます。

まとめ

Robloxは、家族や友達と一緒に、ブランドの作ったワールドでの体験を共有して楽しむことができるのが新しい魅力です。今回ご紹介した事例以外にも、さまざまな企業が業種問わずRobloxを活用したマーケティング/ブランディングに取り組んでいます。
日本国内でもRobloxは人気YouTuberによるゲーム配信や企業コラボなどで話題になることも多くなってきており、日本国内の企業や自治体でもRobloxに注目し、参入する企業が増えて始めています。
Robloxを活用した広告やマーケティング施策、Roblox公式ワールドの制作に関するご相談は、お気軽にトランスコスモスにお問い合わせください。

  • 著者

    メタバース情報局編集部

    メタバース情報局 by transcosmosはトランスコスモス株式会社が運営する法人向けメタバース情報メディアです。メタバースを活用したビジネスの事例やノウハウ、最新情報、バーチャル体験など、メタバースの魅力をお届けします。ビジネスシーンにおけるメタバースの活用や、導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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