2026/07/10
画像出典:The Walt Disney Company
Disney and Epic Games to Create Expansive and Open Games and Entertainment Universe Connected to Fortnite
https://thewaltdisneycompany.com/news/disney-and-epic-games-fortnite
2026年、Fortniteは大きな転換点を迎えています。
企業による活用事例が増えた2024〜2025年を経て、
現在は新しい施策が増えているというよりも、プラットフォームそのものが進化している段階に入っています。
では、Fortniteはどこに向かっているのか。
本記事では、Epic Gamesの一次情報や最新動向をもとに、
その変化の構造を整理します。
2024〜2025年にかけては、企業によるFortnite活用事例が数多く登場しました。
しかし2026年は、それらの延長線上にある年ではありません。
👉 施策が増えたのではなく、「仕組み」が変わった年
と言えます。
この変化を理解するには、個別事例ではなく、Fortnite全体の構造を見ていく必要があります。
2026年のFortniteを語るうえで欠かせないのが、Disneyとの戦略的パートナーシップです。
Epic GamesとThe Walt Disney Companyは公式発表の中で、Fortniteと接続された新たなゲームおよびエンターテインメントユニバースの構築を発表しており、Disneyはその一環としてEpic Gamesに対して15億ドルの出資を行っています(公式発表はこちら)。
この取り組みにおいてDisneyは、Epic Gamesに対して15億ドルの出資を行い、単なるコラボレーションではなく、長期的な事業としてFortniteのエコシステムに関与する姿勢を示しています。
公式リリースでは、この新たなユニバースについて、
・プレイヤーが「遊ぶ」だけでなく
・「視聴」「購買」「創作」も行える場
になると説明されており、Fortnite上での体験が大きく拡張される構想が示されています。
またDisneyのCEOであるBob Iger氏も、この取り組みを「変革的なエンターテインメントユニバース」と位置づけており、同社にとって最大規模のゲーム分野への投資であるとしています(公式発表はこちら)。
これらの発表から読み取れるのは、
👉 Fortniteが
「プロモーションの場」ではなく
「継続的なエンターテインメント空間」へと変化している
という点です。
👉 Fortniteはここで、「イベント型メディア」から「常設型体験プラットフォーム」へと進化し始めています。
2026年以降、Fortniteの中で起きるもう一つの大きな変化が、
Unityとの連携です。
これにより、
・Unityで開発したゲームをFortnite内で公開可能に
・Fortniteのエコシステムに外部開発者が参入
・収益分配モデルへの参加
が可能になります。
つまり
👉 Fortniteは「プレイする場所」から「開発する場所」に広がる
ということです。
Epic Gamesは公式リリースで、UnityとのパートナーシップによりUnityで開発されたゲームをFortnite内で公開できるようにする方針を発表しています(Epic Gamesの公式発表はこちら)。
2025年後半から2026年にかけて、Fortniteでは大きな収益化の変化も進んでいます。
Epic Gamesは公式発表において、島内課金(In-Island Transactions)の仕組みを導入し、クリエイターがゲーム内で直接収益を得られるようにする方針を示しています(Epic Gamesの公式発表はこちら)。
この仕組みにより、
・ゲーム内でアイテム販売が可能
・体験そのものがビジネス化
・継続的な運用モデルが成立
といった変化が起きています。
👉 Fortniteはここで、「単発の体験提供」から「継続的な事業運用が可能なプラットフォーム」へと進化しています。
こうした変化を見ると、FortniteはRobloxに近づいているように見えます。
確かに、
・UGCの拡張
・収益化
・常設コンテンツ
といった点では、両者の共通点は増えています。
しかし重要なのは、
👉 使われ方はまだ異なるという点です
つまり2026年のFortniteは、
👉 Robloxに近づきながらも“イベント型プラットフォーム”を維持している状態
と言えます。
これらの変化をまとめると、Fortniteは次のように整理できます。
Fortniteはすでに
👉「ゲームでもSNSでもない存在」へと変わりつつあります
Epic Gamesは公式情報の中で、Fortniteを単なるゲームではなく、ソーシャル空間やエンタメハブとして拡張していることを示しており、プラットフォーム化を前提とした進化を進めています(Epic Gamesの公式発表はこちら)。
実際の企業によるFortniteやRobloxの活用事例については、以下の記事でまとめています。
(Fortnite・Roblox活用事例はこちら)
2026年のFortniteは、単なる進化ではなく、
役割そのものの転換が起きている状態です。
これらが組み合わさることで、Fortniteは
👉 体験を作り、広げ、収益化できる「インフラ」
へと変わり始めています。
一方で、
といった強みは失われていません。
👉 Fortniteは「広げる力」を持ち続けながら、
同時に「積み重ねるプラットフォーム」へと進化している
※ ただし、体験の蓄積や常設ワールドの運用実績という点では、現時点ではRobloxが先行しています。Fortniteのプラットフォーム化は、これから本格化していく段階です。
この変化は、単なるゲームの進化ではありません。
👉 メタバースの形そのものが変わり始めている兆候
と言えるでしょう。

著者
メタバース情報局編集部
メタバース情報局 by transcosmosはトランスコスモス株式会社が運営する法人向けメタバース情報メディアです。メタバースを活用したビジネスの事例やノウハウ、最新情報、バーチャル体験など、メタバースの魅力をお届けします。ビジネスシーンにおけるメタバースの活用や、導入をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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